専門看護師その1

キャリアアップに専門看護師の資格を(1)

病院看護師を続けながら、キャリアアップを図るため、「専門看護師」の資格を取り、多方面で活躍している看護師が増えている。

 

「病院看護師を続けて8年、何かスキルを身に着けて転身したいと思い、専門看護師の資格を取り、今ではクリテカル看護師として、頑張っています」(29歳女性)

 

このようにスキルアップして、看護師としての将来のキャリアアプランを立てるのも大切だ。こうした看護師が増えてくることは、頼もしいことだ。
そうした看護師を、医療機関の各分野から求められていることを知って欲しい。

 

「専門看護師」(CNS)とは、文字どおり特定の分野において、より専門的に、卓越した看護実践能力を備えていることが認められた者を言う。

 

現在全国で、この資格を持っている人は少なく200人程度と、未知の分野といえよう。

 

しかしその重要性は、医療界ではだれもが認める職種であることは間違いない。
複雑な健康問題を抱えた人たち、その家族、地域などに対して、特定分野のより専門的な看護を提供するための知識や、技術を備え、優秀な看護実践能力を持つ看護師として、各医療関連で、要請されている。

 

これまでの看護実績に、さらに知識を加え、より専門的に介護やケアを行ういわばエリート看護師だ。

 

こう書けば資格を取るのに大変難しい、と思う人がいるかもしれないが、これまでの看護師としてのキャリアがあれば、そう難しいものでもない。

 

まだ日本でこのCNS制度が取り入れられて10年余と日が浅く、これから無限に広がっていくことも十分予測され、あなたの看護師としての能力を試すチャンスでもある。

 

ぜひチャンレンジしてもらいたい。

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