社会福祉分野看護師その2

社会福祉分野の看護師(2)

それでは、社会福祉分野の職場はどのような施設があるのか。
まず大きく分けて1介護療養型医療施設 2介護老人保健施設 3介護老人福祉施設の3つに分けられよう。
「介護療養型医療施設」介護と医療を必要とし、長期療養のために入る施設。
つまり介護は済んだが、リハビリや、生活の手助けを必要としているお年寄りのための施設と言うことだ。

 

入居者6人当たり看護職員数1人以上。

 

「介護老人保健施設」入院治療は必要ないけれど、リハビリが必要で、体力や判断力の衰えのため、生活の手助けが必要とするお年寄りが入る施設だ。
入居者6人当たり看護職員1人以上。

 

「介護老人福祉施設」特別養護老人ホームのこと。
在宅介護が困難な65歳以上の人が利用できる施設。また障害のために、生活の手助けがいる人のための施設といえよう。
入居者30人未満看護職員1人以上、30−50人未満2人以上、50−130人未満3人以上、130人以上3人以上(50人増すごとに1人プラスする)。

 

こうした施設では、看護師も介護士の仕事を一緒にやるケースが多い
しかし介護スタッフは大勢いる中で、看護師は、本の数人か、1人の場合もある。

 

もし施設の利用者が、急に具合が悪くなる場合も当然ある。
そうした緊急時の看護師の責任は重大といわねばならない。

 

大勢いる介護士や福祉スタッフでは、病気のことはわからない人が多いはず。
緊急処置をして、医師を呼ぶのは看護師の役目。

 

看護・福祉施設の看護師に要求されるのは、とっさの時の判断力である。
病院や診療所でキャリアを積んだ看護師であれば、この状態は自分で処置できるか、近くの病院に搬送して医師に見せるか、自分1人で判断しなければならない。

 

それは看護・福祉施設の中でも看護師しかいない、とゆうことを自覚しなければいけない。

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